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日本に25名しかいないドゥーメンスビアソムリエ直伝。
日本に25名しかいないドゥーメンスビアソムリエ直伝。
おいしいヴァイツェンの飲み方と和食の極上ペアリング
奥が深いヴァイツェンビールの楽しみ方
今回、ヴァイツェンビールについてのお話を伺ったのは日本に25人しかいないというドゥーメンスビアソムリエである片桐大介さん。普段はシュマッツのビールを取り扱うレストランやホテルの従業員の方に向けて、ビールの取り扱いや注ぎ方の講座を行なっているそうです。まず、ヴァイツェンのビールの特徴とは何なのでしょうか?
片桐さん「原料の50%以上に小麦麦芽を使用していること、通常のビールと異なり酵母を取り除かずに作っていることが大きな特徴と言えます。地元の酵母バンクで150年以上管理されている生酵母を使っていて、バナナのような香りの奥にほのかなレモンのような爽やかな香りがするんですよ。クリーミーで舌触りの良い泡で苦みが少ないので、どなたでも楽しめる味わいだと思います!」
ヴァイツェンをよりおいしくする注ぎ方のコツとは?
先ほどご紹介した通り、ヴァイツェンの特徴は酵母が残っていること。そんな特徴から、よりおいしくヴァイツェンビールを飲むには注ぎ方にちょっとしたコツがいるそうです。
まず初めのポイントは、缶の上下を返して底に溜まった酵母を全体に行き渡らせること。そうすることで、ビールの芳醇な風味をさらに堪能することができるのだそう。
次に、グラスに勢いよくビールを注いで泡を作ります。程よく炭酸が抜け、フルーティな香りや甘みを感じやすくさせてくれます。
グラスいっぱいにビールを注いだら少し待ちます。この間に先ほど作った泡が、よりきめ細やかに固まっていきます。この時間も楽しみのひとつ。ビールの様子を見ながら待ちましょう!
缶に残った酵母を混ぜてから、最後にゆっくりとビールを足していきます。泡が持ち上がるようにしてグラスの上に膨らんでいきます。これも、泡がクリーミーできめ細やかだからこそ。
注いだ瞬間の香りが一番強く、フルーティに感じるそう。ヴァイツェンはビール自体に味わいがあり、温度が上がってもおいしさを感じられるため、ゆっくりと料理と一緒に味わうのにぴったりです。そこで今回は、ヴァイツェンと合う自宅で簡単に作れる料理を2品をご紹介します。
「休日だし。™」で作るおすすめのペアリング料理
きのこだしのふわトロオムレツ
片桐さん「塩味と甘味は一緒に味わうとお互いの味を引き立てる「対比効果」があります。オムレツの塩味とヴァイツェンのフルーティな甘みがよりお互いのおいしさを引き出してくれますよ。」
ほたてだしのコクうまクリームパスタ
片桐さん「最初にご紹介したように、原料の半分に小麦麦芽を使用しているヴァイツェンは、小麦料理との相性が抜群。また、ミルキーで軽めのチーズや乳製品の甘さとの相性も良いのでこちらのクリームパスタにもぴったりと言えます。」
レシピの詳細はこちら ※外部リンクへ移動します
注ぎ方やペアリングでヴァイツェンをよりおいしく楽しもう
※お酒は20歳になってから