#プロのひと工夫
晩酌時間をアップデート。りな助流簡単おつまみの極意
いつもお決まりのおつまみで済ませがちですが、もっと晩酌の時間を充実させたいという方も多いのではないでしょうか。今回のテーマは「簡単おつまみの極意」。ご登場いただくのは、料理家であり、フードプロデューサーも務めるりな助さんこと河瀬璃菜さんです。
お酒を飲むことがとにかく大好きで、お酒に合うおつまみを作ることも得意だというりな助さん。簡単でおいしいおつまみづくりのコツは?と聞くと、「季節と香り、+αのひと手間ですね」という答えが。今回は、おつまみづくりのとっておきのアイデアと3つのレシピを教えていただきました。
お酒を飲むことがとにかく大好きで、お酒に合うおつまみを作ることも得意だというりな助さん。簡単でおいしいおつまみづくりのコツは?と聞くと、「季節と香り、+αのひと手間ですね」という答えが。今回は、おつまみづくりのとっておきのアイデアと3つのレシピを教えていただきました。
簡単おいしいおつまみのコツは「季節・香り・+αのひと手間」
うま味・香り・食感の工夫でおいしさを格上げ
味ではなく、香りを強めて料理に “奥行き” や “立体感” を生むアイデア。ぜひ真似してみてください!
手間をかけても、かけすぎない
このひと手間がおつまみをおいしくしてくれるわけですが、うまく手を抜くことも肝心だと話すりな助さん。
できあがったら、おいしいうちに
今回、りな助さんに作っていただいたおつまみは、こちら!
春キャベツを4等分にカットしたら、バターを溶かしたフライパンへ。強めの中火で焼き目をつけたら、弱火にし、フタをして火が通るまでじっくりと加熱をします。
キャベツのうま味が染み出したフライパンに生クリーム、ブルーチーズを溶かしてソースを作り、キャベツの上からかければ完成!ブラックペッパーをふりかけても良いですよ。
「こちらは濃厚な味が楽しめるおつまみです。春キャベツの甘みとブルーチーズの塩気がすごくマッチしていておいしいですよ。きっと、ハイボールやビールなどガツンとくるお酒が合うでしょうね!」
春キャベツのブルーチーズソース
キャベツのうま味が染み出したフライパンに生クリーム、ブルーチーズを溶かしてソースを作り、キャベツの上からかければ完成!ブラックペッパーをふりかけても良いですよ。
「こちらは濃厚な味が楽しめるおつまみです。春キャベツの甘みとブルーチーズの塩気がすごくマッチしていておいしいですよ。きっと、ハイボールやビールなどガツンとくるお酒が合うでしょうね!」
たけのこのさんしょうペペロンチーノ風
「たけのこの山椒ペペロンチーノ風。さんしょうでピリッとした辛みをつけたおつまみです。これには焼酎のソーダ割、日本酒なんかもよさそう。米焼酎のソーダ割など個性のあるお酒や、ジンなんかもよいと思います!」
しめさばと紫玉ねぎのサラダ
あとは上からレモン汁(1/2個分)とオリーブオイルまわしかけたり、大葉やカットしたレモンを散らして彩り&香りを加えたりしても。
「レモンをきかせてさっぱりとした味わいに仕上げています。紫玉ねぎの紫、しめさばの深いブルー、大葉のグリーンにレモンのイエローという具合に、楽しい配色も意識しました。このサラダには、レモンサワーやすっきりとした白ワインが合いそうです!」
編集部でも作ってみた
あまり使い慣れないブルーチーズ、おそるおそる調理しましたが、火を通すことでクセが抜け、生クリームのまろやかさと合わさってこれはおいしい!
「キャベツは1/4個も多いかな?」と思いながらも、ビールと一緒にぺろりと平らげてしまいました。冷蔵庫の余りもの対策にもよさそうです。
いつもおきまりのおつまみで済ませがちですが、旬の食材やうま味・香り・食感が楽しめる食材を取り入れ、ほんのひと手間かけるだけで、晩酌の時間がぐんと充実しそうです。おうち時間をアップデートしてくれる、りな助さんのおつまみ作りのアイデア、ぜひ試してみてくださいね。
<記事転載元>
「AJINOMOTO PARK」PARK MAGAZINE
おだいどころ虎の巻#6りな助流かんたんおつまみの極意