コラム いきいきアドバイス

幸せになれる
ホルモンがある?

私たちの体内にある器官や組織では、ホルモンという物質がつくられ、さまざまな生体活動を調節しています。そうしたホルモンの研究が進んだ結果、少しずつその仕組みや働きがわかってきました。中でも注目したいのは、「幸せホルモン」と呼ばれることもある、いくつかのホルモンです。

例えば、自律神経を整える働きのある「セロトニン」は、規則正しい生活を送ったり、光を浴びたり、リズミカルな運動(ウォーキングなど)をすることで、分泌量が増えるといわれています。このセロトニンの分泌量が増えることで、幸せな気分になり、自然と心が穏やかになるのだそうです。

また、「オキシトシン」はストレスを和らげたり、気分を落ち着かせたりする働きがあるホルモン。このオキシトシンは、人や動物(犬など)とスキンシップをしたり、誰かに親切にしたりすると分泌量が増すといわれています。

この他にも、ドーパミンやエンドルフィンなど「幸せホルモン」と呼ばれるものはいくつかあり、それぞれさらなる研究が進められています。「幸せホルモン」を増やすといわれる習慣を取り入れて、よりハッピーな毎日を過ごしましょう。

「幸せホルモン」を増やすための習慣とは?

●毎朝、同じ時間に起きて、太陽の光を浴びてみよう
●人や動物とスキンシップをしてみよう
●人に親切にしたり、思いやりの声をかけたりしよう