コラム いきいきアドバイス

食欲アップや消化促進の効果も!
夏のスパイス活用術

料理の味を引き立てるだけでなく、食材の臭み消しや殺菌などの効果も期待できるスパイス。特に、暑さのせいで食が細くなりがちな時季は、適度な辛みが食欲もアップしてくれる頼もしい存在ですね。今回は、夏に活用したいスパイスをいくつかご紹介しましょう。

・ターメリック(ウコン)
カレーを黄色に色付けるクルクミンという成分が含まれています。新陳代謝の効果が期待できるといわれています。

・コリアンダー(パクチー)
葉っぱの部分はサラダや薬味として使われますが、種子の部分はスパイスの材料として重宝されます。食欲の増進や、胃の健康を保つ働きがあります。

・クミン
炒め物などに使うと独特の香りが立ちます。消化促進に役立つといわれています。

・カルダモン
清涼感のあるスパイシーな香りが特徴。胃もたれにも効果があるといわれています。

これらのスパイスのほか、20~30種類ほどのスパイスが粉末状で配合されているのが、カレーパウダー(カレー粉)です。肉料理や魚料理、野菜炒め、スープなどに軽くひと振りすれば、食欲も増す上に、消化を促す効果も期待できそうです。「今日はちょっと食欲が……」そんなときにはぜひ、夏におすすめのスパイスをご活用ください。