コラム いきいきアドバイス

ハウスダストに気をつけよう!

ハウスダストとは室内のホコリのことで、特に1mm以下の目に見えにくいものを指します。ハウスダストには、繊維のクズのほかに、髪の毛、食べ物のカス、土や砂などがありますが、特に問題なのがダニや花粉など、アレルギーの原因となる物質が含まれていること。ダニは一年を通じて屋内にいますが、高温多湿の環境を好み、梅雨時から秋にかけて増えていくのが特徴です。また、黒カビや細菌などもハウスダストの中に潜んでいます。

ハウスダストを減らすために

ハウスダストによるアレルギー疾患を防ぐためには、こまめな掃除や洗濯などが大切ですが、気をつけたいポイントもあります。

ハウスダスト対策として床を掃除する場合は、朝一番に行いましょう。寝ている間、空気中を漂うハウスダストが床に落ちてくるため、朝には床の上にたまった状態になります。

ハウスダストを取り除こうとして、窓を開けたり、いきなり掃除機をかけたりすると、床に落ちたハウスダストが風や排気などで舞い上がってしまいます。まずモップを床全体にかけてハウスダストを吸着させ、その後に掃除機をかけましょう。

ハウスダスト対策用のフィルターが付いた空気清浄機を利用することで、ハウスダストの中のアレルギー原因物質を取り除く効果が期待できます。