糖質の摂取と健康の関係 |
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健康診断の時期や、ダイエットについて語るときに話題になることが多い「糖質」。でも、意外に知らないことも多いかもしれません。 |
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糖質とは、脂質・たんぱく質と並ぶ三大栄養のひとつである炭水化物から食物繊維を除いたもの。ほとんどの糖質は、体内に取り込まれると消化・吸収を経てブドウ糖に代謝され、筋肉や臓器など、あらゆる細胞のエネルギー源として利用されます。 |
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このブドウ糖は血液を通して、全身に運ばれます。食事の際、糖質を必要以上に摂り過ぎると、エネルギーとして消費されなかったブドウ糖は中性脂肪として蓄えられます。 |
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また、糖質を摂ると血液中のブドウ糖(血糖)が増えますが、すい臓からインスリンというホルモンが分泌されることで、一定の範囲内にとどまるようにコントロールされています。ところが、インスリンの働きが悪いなどの理由によって、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高い状態が続くと、糖尿病をはじめとする生活習慣病を招くリスクが高まります。 |
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一方、糖質が足らないと全身を動かすエネルギーも不足して、疲れやすくなったり、脳の活動が十分でなく、集中力が低下したりすることも。また、糖質の足りない分を補うために、たんぱく質がエネルギー源として利用されることで、筋肉量が低下してしまうこともあります。 |
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