梅雨時期に注意したい『隠れ乾燥肌』!ジメジメ季節のぷるサラ美肌ケア 梅雨時期に注意したい『隠れ乾燥肌』!ジメジメ季節のぷるサラ美肌ケア

この時期気になるお肌のベタつき。実は、このベタつきにはお肌に必要な潤いも含まれているのです。お手入れを間違うと肌内部が乾燥する「隠れ乾燥肌」に。ぷるサラ美肌になるための、この時期ならではのお手入れの秘訣を増田先生にお答えいただきました!

雑誌のスキンケアページやウエディングのヘアメイク、メイクスクールの講師などで幅広く活躍中。わかりやすくて実践しやすい独自のスキンケアが多くの女性たちに支持されています。

Q1. この時期、乳液はベタベタするので
塗りたくないのですが…。

A. エアコンのせいで〝外はベタベタ、中はカラカラ〟の「隠れ乾燥肌」になりやすいのでご用心!
肌がベタついていると、何となく肌が潤っているように感じやすいもの。でも、エアコンをつけた室内では湿度が冬並みに下がることで肌表面の保湿機能が低下し、知らないうちに肌の内側が乾く「隠れ乾燥肌」になっている場合があります。どんなに肌がベタついても、肌の内側を乾燥させないように、毎日、化粧水・乳液・クリームによる基本のスキンケアで、しっかり潤い補給を。肌のすみずみ*1まで潤いを行き渡らせることで、肌本来のみずみずしさを保つことができます。

*1 角質まで

化粧水は適量を2回に分けて馴染ませると浸透しやすくなります。化粧水を馴染ませた後、潤いと美容成分を押し込むようにプッシングする。

Q2. ベタついた肌にぴったりの
ケアを教えてください。

A. 「いいとこどり洗顔」で、余分な皮脂は落として大事な潤いはキープしましょう。
この時期の不快な肌のベタつきは、過剰に分泌された皮脂によるもの。でも、そのベタつきにはお肌を潤わせる大事な皮脂も含まれています。余分な皮脂はサッパリ落として必要な潤いをキープする「いいとこどり洗顔」を。化粧水をつける時は手よりもコットンがオススメです。たっぷり含ませて下から上へパッティング。毛穴は下向きなので水分がスムーズに入り込んで、キュッと引き締まった毛穴の目立ちにくい肌になります。さぁ、下から上へ、しっとりサラサラの美肌を叶えて、気分も上々!

❶コットンで顔全体を下から上へパッティングした後、小鼻や目の回りをやさしく押える。
❷コットンに美容液をワンプッシュして約3分ほどパックをしてヒンヤリ爽快な肌に。

Q3. 蒸し暑くて、
スキンケアもやる気が出ません。
何かいい方法はありますか?

A. おススメは「冷やし美容」。肌が清涼感に包まれてモチベーションもアップします。
暑さで顔が火照り熱くなりやすいこの時期は「冷やし美容」で肌も心も爽やかに保ちませんか?やり方は簡単!化粧水をあらかじめ冷蔵庫に保管して冷やしておくだけ*2。朝、冷たい化粧水を顔につけて潤すことで肌を引き締め、この時期の不快なベタベタを防ぎます。メイクのノリも持ちもグンとアップ。シートマスクを冷やすのもおススメ。お風呂上りに顔全体をヒンヤリと美容液で包めばリフレッシュ&リラックス効果も。「冷やし美容」で、梅雨も夏も、涼しい顔で過ごしましょう。

洗顔は手を冷やしてからスタート。
化粧水も、冷蔵庫*2に入れて冷やす。

*2 一度、冷蔵庫で冷やした化粧水やシートマスクは、そのまま冷蔵庫で保管し常温には戻さないようにしましょう。

\増田先生の ワンポイント!/

「アロマバス」で
心をサラサラにする癒しの時間を。 

湯舟にエッセンシャルオイルを数滴たらして、お気に入りの香りを楽しむように息を大きく吸って吐いて深呼吸。身体の隅々まで新しい酸素が送り届けられて細胞が元気になり自然に代謝も上がってお肌はツヤツヤに。リラックス効果で深い眠りにつけるので体力回復にもつながります。