#スープに浸る時間

組み合わせでおいしさもっと広がる。スープとパンのマリアージュ

2023.5.10
マリアージュは、料理と料理あるいは料理とワインの相性がよい場合に使われる言葉。今回は、定番のスープとパンのマリアージュについてご紹介します! 定番スープ、パンがさらにおいしく感じられますよ。ぜひご自宅で試してみませんか?

マリアージュのポイントは、風味・バランス・味の重さ

スープ×パンは、朝食やランチにはもちろん、夕食にもサイドメニューとしてよく登場する組み合わせです。好みや気分で組み合わせてもおいしく食べられますが、スープとパンそれぞれの風味や個性を生かして組み合わせれば、さらに味わい深いおいしさに出会えますよ。マリアージュのポイントは、①風味を合わせる ②味のバランスを取る ③味の重さを合わせる のどれかに当てはめること。家庭で定番のスープ×パンの組み合わせでご紹介するので参考にしてみてくださいね。

マリアージュその1・クリームシチュー×バターロール

最初にご紹介するのは、風味を合わせるマリアージュ。似た味わいや香りの料理、食材同士を合わせると一体感が生まれ、調和の取れた味わいを楽しめます。例えば、バターや牛乳など乳製品を使ったクリームシチューにはバターの香りが豊かなバターロールを合わせてみましょう。それぞれが共通して持つ、まろやかなコクやミルキーな風味がより強調されて心地よい余韻が生まれます。

マリアージュその2・栗かぼちゃのポタージュ×パン・ド・カンパーニュ

次にご紹介するのは、バランスを取るマリアージュ。2つの異なる味わいを組み合わせることで、一方の味を引きたてたり、一方の強い味わいが中和されたりしてより食べやすくなります。このマリアージュを試すなら、「クノール®贅沢野菜®」 栗かぼちゃ×フランスパンの一種パン・ド・カンパーニュの組み合わせがおすすめ。パン・ド・カンパーニュのほのかな酸味と素朴な味わいが、栗かぼちゃのコク深い甘みをさらに引き立ててくれます。

マリアージュその3・ミネストローネ×きゅうりのサンドイッチ

最後にご紹介するのは「味の重さ」を合わせるマリアージュ。こってりしたお肉料理×重めの赤ワイン、あっさりとしたお魚料理×軽めの白ワインを合わせるように、料理も〝重さのトーン“を合わせるとよりおいしくなります。例えば、ミネストローネのように軽い食べ心地の野菜のスープには、同じく軽やかであっさりとしたきゅうりのサンドイッチがぴったりです。

食卓に新しいおいしさと発見を

スープ×パンは、食卓で登場する頻度の高いメニュー。マリアージュを意識することで、きっと新たなおいしさや発見に繋がるでしょう。ご紹介した3つの組み合わせ以外に、自分でいろいろと試してみるのもきっと楽しいですよ。